ある方から、ブラウスにパンツルックと下駄で出勤したとメールがありました。
会社では平服でよく、営業の人とお客さまの所へ伺うときだけスーツだそうです。
「洋服 下駄」で検索すると、カジュアルな装いの画像が沢山ありました。
僧侶の昔の写真を探すと、皆さん下駄ばかりでした。
昭和2年
昭和6年
昭和30年代
昭和40年代
平成21年の総本山智積院
智積院では昭和50年に金堂が落慶となり、それまでは下駄でしたが、それ以降は草履になりました。
金堂に磨きの御影石を多用したため、滑る人が大勢いたためです。
私も雨の日に、すべりそうになりました。
大きな寺院では、今でも儀式には下駄のことも多いようです。
現在、一般の寺院では草履ばかりです。
通夜葬儀をホールで行うのが当たり前の時代です。下駄お断りの張り紙を見たことがあります。
車の運転をする僧侶ばかりです。下駄では無理でしょう。
時代の変遷が、下駄にもありました。